こんにちは!かねチャンです。
皆さん、雲取山を聞いたことはありますか?
雲取山(くもとりやま)は、百名山の一つで、
東京都・山梨県・埼玉県の3県の境に位置する山です!
さらには、東京の最高峰なんです!
標高の割に、少し距離が長めな山ではありますが、
日帰りもしくは、2日もあれば十分行って帰ってくることのできる山なのです。
そこで今回、雲取山の日帰り登山に行って来たので、
その体験レポートをお届けします!
1.雲取山(くもとりやま)とは?
✔︎タイム:6〜9時間(休憩除く)
(20代前半男子のかねチャンは6時間半+休憩計1時間半でした。
詳しくは後ほどご紹介しますね)
✔︎標高:2017m
✔︎難易度:★☆☆
✔︎体力:★★☆
✔︎景色
▼山頂付近の道中で、横に振り向いた時
▼途中にはヘリポートが!
▼山頂から伸びる尾根
✔︎都道府県:3県(東京都、埼玉県、山梨県)の境
✔︎住所:〒369-1901 東京都秩父市大滝
→Googleマップで場所を確認する
✔︎ルート:主に3つあります。
今回は、東京からのアクセスが良く、日帰りで行きやすいという鴨沢ルートで行ってきました!(記事の最後に、全ルートの比較も載せてありますのでご参考ください!)
それでは早速、日帰り登山の1日に出かけましょ〜〜🥾
2.【鴨沢ルートの日帰り登山】アクセス・服装・温泉情報もそえて
登山記録ハイライト
・日時:2019年5月4日(土)※GW10連休の最後の週末
・天気:晴れのち雨
・メンバー:3人
・所要時間:合計8時間(うち休憩が計1時間半)
・登山時間:4時間20分
・下山時間:2時間30分
・現地までの交通手段:車
⓪メンバー紹介
今回一緒に登る3人のメンバーの紹介をします!
ぜひ私たちの登山歴や、日頃の運動頻度から、皆さんに近いメンバーを見つけて、
記事中の、彼らの登山の様子や感想をご参考ください!
●かねチャン(ブログの中の人)
登山初心者。
これまでに登った百名山は4つ!死ぬまでに百名山を制覇したい!
●great journey
登山上級者。
大学時には登山部に所属、北アルプスの7日間縦走を難なくクリアした登山プロ。
●まやたん
登山初心者。
実に、今回が初めての登山...!初登山から、雲取山に来てしまうほどの、度胸の強さを秘めている。
それでは次から、登山の1日をお届けします〜!
①現地到着〜登山開始
アクセス
AM 6:00 登山口最寄りの駐車場「小袖駐車場」から出発。
現地までの交通手段は、車or電車・バスの2通りあります。
僕たちは、「午後早いうちにスタート地点に帰ってこよう」ということで、
朝早い時間に出発できるよう、車で来て、車中泊をしました。
✔︎登山開始地点までのアクセス:
●車の場合
・所要時間:東京(新宿駅)から約1時間40分〜2時間(約96.7km)
・高速料金:
ETCの場合 1,840円
通常料金の場合 3,090円
●公共交通の場合
・所要時間:東京(新宿駅)から約3〜4時間(乗り換えがあるため、時間によります)
・交通費:1,080円
駐車場
駐車場は、登山口の近くに2つあります。
✔︎2つの駐車場
●登山口最寄り(登山口まで徒歩約5分)の「小袖乗越駐車場」
●登山口から徒歩約40分離れた「鴨沢駐車場」
今回は、GW最後の土日だからか、明け方の3時ごろに小袖乗越駐車場に到着すると、すでに駐車場の半分が埋まっていました。
さらに、登山開始時の6時にもなると最寄りの駐車場である小袖駐車場は、中央の列まで車が入り、ほぼ満車状態に!
②登山開始〜頂上(約4〜5時間)
登山道の様子
登山道は、全体的に登りづらい岩場はほとんどありません。手を使ってよじ登ったりはしません!
しかし、雲取山の特徴は、何と言っても距離が長いこと。
登りで4〜5時間を要するので、
健脚者は日帰りでも大丈夫だと思いますが、
初心者や、少し不安な方には、山小屋を利用した、1泊2日のコースもオススメだと感じました!
今回が初登山のやる気満々まやたんは、
初っ端から先頭に立ち、いつも街を歩くほどのスピードで歩いてしまい、、少しバテた様子。
登山はペースが大事だということを、身をもって教えてくれました。。
頂上までの最後の登りが見えました!
すると、登山素人初心者を一番後ろから支えてくれていた、登山プロのgreat journeyが走り出す!?
彼曰く「まだまだ余裕だから最後だけ追い込むわ。」とのこと・・
登山上級者からすると、平均コースタイムでありながら、余力が見られました。
頂上
AM 10:20 ついに頂上に到着しました!
私たちのコースタイムは、駐車場から約4時間20分でした。途中で合計30分ほど休憩しましたが、平均よりもやや早いペースだと思われます。
登山初心者(今回で4つ目の百名山)のかねチャンからすると、
足にはほどよい疲れが来ていて、また、頂上までの道のりはかなーり長く感じられました。
急な登り坂を見た時、2回ほど「まだ頂上じゃないの・・」と心の中で叫んでました(笑)
下山に向けて、糖分と塩分をしっかり補給しました。
気温と服装
私たちが登った5月上旬の頂上付近では、
●最高気温:10.8℃
●平均気温:6.6℃
●最低気温:1.8℃
でした。
実際の登山中の服装を見てみると、
●登山開始
上:「Tシャツ+ジャンバー」
下:「長ズボン」or「ハーフパンツ」
●登山開始から2時間後
上:「Tシャツ+ジャンバー」or「Tシャツのみ」
下:「長ズボン」or「ハーフパンツ」
●頂上到着時
上:「Tシャツ+ジャンバー」
下:「長ズボン」or「ハーフパンツ」
●頂上での昼食時
頂上では、登山で汗をかいた上に、風も強かったので、
防風のジャンバーなど、防寒が必須です。
かねチャンの「Tシャツ+ジャンバー×2」でも、肌寒さを感じました。。
●下山時
上:「Tシャツ+ジャンバー」or「Tシャツ+ジャンバー×2」
下:「長ズボン」
全体的に、温度調節がしやすいように、
「Tシャツ+ジャンバー」の組み合わせが無難だと思いました。
トイレ
トイレは合計で3箇所寄りました。
✔︎トイレの場所
●スタート地点(小袖乗越駐車場内)
↓約2時間
●休憩所(七ツ石小屋)
↓約2時間
●頂上
次のトイレまで2時間あるので、各所でトイレに寄っておくのが安全ですね。
どこも、洋式トイレがあったので、その点はよかった!
③頂上〜下山(約2〜3時間)
PM 11:30 頂上で約1時間の休憩をして、下山開始。
天気は曇りがちでしたが、たくさんの写真を撮ることができて満足!
PM 12:30 下山開始してから約30分、背後から雨雲が近づいてきました...
great journey曰く、「山の天気は不安定。午前中は良くても、午後から崩れることが多くある」ようです。
・
すると、同時に雷の音が聞こえてきました。。
それから30分間、雨雲から逃げるように、早足で歩きましたが、
ついに雨がまたたく間に降ってきました・・・
防水ジャンバーではなかった、great journeyとまやたんは、
中まで雨が浸み込み、コンディションが最悪とのこと。。
・
一方の、かねチャンはというと、
防水・防風のGore Texのレインウェアをもっていたおかげで、
体内が雨水で浸みることはありませんでした!
▼「レインウェアとは?」という方は、僕も買うときに参考にさせて頂いた記事があったので載せておきます!
『登山用レインウェアの種類と選び方』
https://yama-guide.com/2019/01/23/mountain-rainwear/
・
レインウェアは本当に最強だと感動!
定期的に登山行くなら、絶対に買って損しないアイテムだと思いました!
④下山終了〜温泉まで
PM 14:00 朝の駐車場のところに戻ってきました。
下山にかかった時間は、2時間半でした!
雨が降って、体に不快感がありながらの下山だったので、
精神的にはしんどかったですが、
この辛さこそが登山の醍醐味なので、思い出に残る登山になりました。。!
温泉
登山の楽しみといえば、温泉という人が多いのではないでしょうか?
雲取山登山後にも、体をしっかりと癒すことのできる、良さそうな温泉を調べたので、早速向かいましょう!
✔︎今回行った温泉
・名前:「丹羽山温泉 のめこい湯」
・料金:大人 900円、小学生 450円、小学生未満 無料
・営業時間:AM 10:00~PM 19:00(最終受付:PM 18:00)
・住所:山梨県北都留郡丹波山村778番地2
(車の場合、駐車場は温泉から徒歩2分離れた所にあります。
そのため、駐車場のある「波山村2,901番地」を目的地に設定すると便利です!)
・URL:http://www.nomekoiyu.com/onsen/index.html
温泉は、屋内・露天風呂どちらもあり、十分な広さもあったので、
ゆったりとくつろぐことができました。
・
1時間お風呂に入った私たちは、登山でエネルギーを消耗し、
非常にお腹をすかせていたので、併設のお食事場所に行きました!
かねチャンが選んだのは、キーマカレー。
これが、想像以上に美味しすぎて感動したのは、伝えずにはいらせません。。
なぜなら、お腹をすかせた登山者にとって、このボリューム感はもちろんのこと、
カレーの味が、そこらのレストランで食べるよりも、格段にウマイんです!!
さらには、トマトをはじめとした野菜のフレッシュさが体に染み渡る。
それでいて、850円というコスパの良さ。。。
疲れた登山者に、このカレーは驚異的な癒し。
疲れが一気にふっ飛びました!!!
のめこい湯に行った際は、ぜひお試しくださいね!
・
腹ごしらえもできたので、3人は車に乗り込み、温泉を後にしました。
3.まとめ
雲取山日帰り登山の1日は、いかがでしたでしょうか??
今回紹介したルートは、鴨沢ルートというもっともオーソドックスなルートでしたが、他にも2つのコースがあるので、ぜひ比較して、ルートをご検討してみてくださいね!
【比較】雲取山3つの登山ルート
①鴨沢ルート(from東京都、山梨県側)→今回ご紹介したルートはコレ!
・タイム:約9時間
・標高差:1467m
・スタート地点の住所:〒409-0318 山梨県北都留郡丹波山村
→Googleマップで場所を確認する
②三峯ルート(from埼玉県側)
・タイム:約10時間
・標高差:977m
・スタート地点の住所:〒369-1902 埼玉県秩父市三峰
→Googleマップで場所を確認する
③三条の湯ルート(from山梨県、東京都側)
・タイム:約10時間
・標高差:1453m
・スタート地点の住所:〒409-0314 山梨県北都留郡丹波山村
→Googleマップで場所を確認する
行く際は、十分に準備をして、楽しい登山の旅をお楽しみくださいね〜!!