本を読んで、最近の自分の出来事に関連すると思うことがあったので、言語化する・記憶を残しておくために書きます。
テーマは想像力・創造力。
著書『僕らの仮説が世界を作る』(著者:佐渡島庸平)を読んで。
最近、人とのコミュニケーションでいくつか問題が生じた。
(具体は割愛しますが、①仕事上、②恋人との間において)
自分は”伝えた”と思っても、
- それが相手に伝わったのか
- 伝わったとしても、相手に受け入れられるか/相手の考えを汲み取りきった内容であるのか
という点がある。
自分が欠いていたと思うのは、
- 伝え方が適切ではなかった
- 話すという形式なのか、文字という形式の方が伝わるのか
- 相手の意図/目的を汲み取れていなかった
- 相手から示される具体は、あくまで意図/目的を形にしたもの。
その具体の裏にある意図/目的を、掴みにいけなかった。
また、想像することが出来ていなかった。
- 相手から示される具体は、あくまで意図/目的を形にしたもの。
この経験から、
- 自分がこれをしたら、相手がどう思う/感じるか、
- この人はどういう意図/目的でその発言をしているか、
さらには、どういう思い/感情を持っているか/込めているかまで、理解しに行く、また、想像して仮説を持って、できれば確認しにいく
ことが必要だと気づいた。
こう思ったのは、『僕らの仮説が世界を作る』を読んでいる時。
あとがきで、こんな記載があった。
「エビデンス」や「ファクト」みたいな統計的なデータがもてはやされる風潮があります。でも「それって、賞味期限が短くない?」と思うんですよね。
だって、聖書なんてまったくファクトフルネスではないじゃないですか。だけど、あんなに普遍性を持って、時代を超えて読まれている。
物語というのは「エビデンスやファクトがないところで、いかにもがくか」ということだと思うんです。
ここまでだと、冒頭のコミュニケーションの問題に直接紐づいているわけでは無いものの、物語(小説)を読む時って、文字からその描写を想像しているなと思った。
自分の場合、社会人になり3年間は、Web広告の運用職という数字を分析してPDCAを回す、左脳をフル回転した業務をしていた。
※もちろん、生活者にアプローチをするため右脳も使うし、重要である。
現在は、マーケティング戦略プランナー職になり、生活者の潜在意識にアプローチすることが増え、よりクリエイティブ領域が重要な業務をしている。
このような立場なので、
生活者の気持ちを想像することや、クリエイティブを創造することを、もっと大事にしなければならないと思った。
そのためには、何も生活者というばっくり概念だけではなく、
- 目の前の人の気持ちを想像し、目的を汲み取ったコミュニケーションを
- お互いにとって気持ちのいいコミュニケーションを
出来るようにならなければいけないと気づいた。
日常から意識することに加えて、
(ビジネス書すらここ半年ほぼ読んでないですが)、物語(小説)も少しずつ読んで、想像力・右脳を養っていこう。