お久しぶりです。
金親です。
なんと109日ぶりの記事でした。
ここ3か月間は、残り80年生きる?ます人生に向き合っていました。
「やりたいことは何なのか?」
「どんな人に価値を与えたいのか?」
そして、見つけた答えは・・・
”やりたいことがない”
ということが見つかりました。
そもそも、やりたいことって何でしょうね?
(ここに至る道は、次回ご紹介します)
そこで今回は、その過程で感じた、
自分なりの価値判断の基準が、
なぜ重要なのか?
についてご紹介します。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
例えば、有名大学を卒業した、社会人5年目のAさんがいます。
Aさんはとても素直で、飲み込みが早く、
2年目からは同期300人の中でも、トップの業績を残しています。
5年目になり、キャリアアップのために転職も真剣に視野に入れはじめ、
信頼している上司のBさんに相談をしました。
Bさん、○○業界への転職を考えているのですが、
オススメの企業はありますでしょうか?
すると、
A君は社内でも優秀で、
実は来年には部長への昇格も考えているから
もう少しはここで腕を上げるといいんじゃないか。
と言われます。
Bさんは信頼のある上司だったので、
なるほど!と思い、転職は踏みとどまることにしました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
果たして、これはAさんにとって最善の決断だったのでしょうか?
信頼のあるB上司の助言を信じきったAさんでしたが、
B上司がなぜ踏みとどまるよう言ったのかを、
考えてみるとヒントが見えます。
▼Aさんが社内に残ることによって、
①Aさんが受けるメリット:
・マネジメントができる環境がある
→(なぜメリットになるかというと)
・転職して初めから部長クラスというのは、難しいと考えられるため
②B上司(社内)が受けるメリット:
・社内に優秀な人材が残る
→(なぜメリットになるかというと)
・穴埋めするために必要なリクルートには、コストがかかるから
・トップの優秀な社員だったから
すると、Aさんが社内に残るよう助言したB上司は、
Aさんのメリットがあるのはもちろんですが、
B上司自身のメリットがあることもわかります。
つまり、
人の発言には、必ずその人なりの意図があります。(私はフィルターと呼んでいます。)
自分にとってメリットのない、
または少ない発言をされた時に、
フィルターを読み取った上で
その発言を理解しないと、
後悔するのは自分自身です。
結果的にAさんが、転職した場合よりも良い道を歩めたのならば良いのですが、
必ずしもそうなるとは限りません。
自分なりの価値判断をする
→相手の意図を読み取って、考える
テレビの評論家も
靴屋の店員も同様。
少し相手の発言の奥に眠る意図を考えてみることで、
こんなに自分のことを思っていてくれてたんだ!と嬉しい発見や、
こいつ、高いの買わせようとしやがって!とムカつく発見もあるかもしれません。
そうすることで、
自分なりの価値判断ができるようになります。
ぜひ、今日言われたあの人の言葉を思い返して、
なぜそう言ったのか?と考えてみてください。
おわり