かねチャンの旅行記

”こんな世界もあるんだな”をお届中

Journey of self-discovery

今後どう生きるか。生きたいか。【学生最後の日に思うこと。】

学生最後の日に思うこと。
最後は、未来について。

自分は、どう生きていくか、どう生きたいかについてです。

人生テーマは、正しいことをやり続けて世の中に価値を与えていきたいということである。そして、その積み重ねで、面白いと思える人生にしていくことである。

「正しいこと」というのは、前回の「信念」で書いたことである。

 正しいことをやり続けた人が最後は勝つ。周りから真面目と言われる僕が、昔から素直で誠実である(と言われ続けた23年、大学入って自他共に認める点だと自覚してしまった)僕が、取り組むべき人生テーマであると思う。他の誰でもなく、金親敬寛という人物が、生きるべき道筋だと思っている。

そして、「面白いと思える人生」とは、他の誰もやっていない、ニッチの組み合わせで、唯一無二の人間になることである。その分野で一番を尖らせ続けて、世の中から”あなたが一番スゴイ!”と言われるよりも、世の中からの”なかなかスゴイじゃん”を、2つ、3つと組み合わせて、誰とも被らない、一風変わったような、でも世の中のためになる。そんな人間になりたいということである。そして、このような生き方をして、世の中のためになるようなことができるようになったら、少し知名度もあがって、このような専門性を複数掛け合わせた、ニッチな生き方を伝えられたら嬉しい。自分の関心分野を掛け合わせていたら、自分にしか生み出せない価値を創造できるんだってことを。例え、自分の子供や、周りの友人に対してだけであっても伝えたい。

正しいことと、面白い人生の2つについては、前回の記事で書き残しているので、詳しくはこれを参照。

kaneeeetaka.hatenablog.com

この2つを合わせると、面白い人生にするために、複数の(少なくとも2つ以上。分野にもよるけど、3つは欲しいかな?)専門性を身に付けたくて、その一つは「正しいこと」をやるという専門性になると考えている。

では、これからどうするか?

まずは、人生テーマでもある「正しいことをやる」力をつける。僕のいう正しいこととは”マーケティング”についてである。僕が大学時代に出会った、かけがえのない存在である。

一体マーケティングとは何か?それは、「物が売れるための、仕組みづくり」のことである。簡単にいうと、例えば僕がコカ・コーラの社員だとすると、”お客さんが、スーパーの清涼飲料品売り場で、ペプシではなく、コカ・コーラが選ばれるための理由を作る”ことである。お客さんが、自然とコカ・コーラを取ってしまうような状態を作ることをしたいと思っている。

なぜ物が売れるための仕組みを作りたいか?例えば、自分が保険を売る人(保険会社の営業職)になった時、自分の会社はお客さんに保険を売ったら、お金が儲かる。つまり、会社から売る人には、”あなたは今月〇〇円売ってね!”とノルマが課せられる。たとえ、保険を買いたい人が誰もいなくてもだ。もちろん、保険のメリットを紹介されたら買いたいという人もいるとは思うが、全員がそうではない。しかし、会社からのノルマなので、売れなければ、評価も上がらない。だから営業マンは、何度も家に通って、頭を下げて、断られては、の繰り返しで無理にでもハンコをもらわなければならない。そうでないと昇進できないからだ(それが嫌になって辞めた知人もいる)。

こんな人海戦術、誰がやりたい?そもそも、お客さんが欲しいと思ったら、勝手に申し込むんじゃないの?そんな時に出てくるのが、マーケティングである。

世の中に〇〇といった保険が確実に必要とされているから、そのサービスを作る。そして、TVCMやInstagramで広告を出して、サービスを知ってもらう。そしたら、お客さんはサイトから勝手に申し込んできてくれる。そのために、市場を念密に調査して、顧客のニーズに対して、競合は〇〇な商品出しているから、うちは△△な商品を作ったり、いくらだったら買ってくれるかと値段設定したり、どんなPRをすれば、お客さんは自社商品を知って、興味を持ってくれるか考えたり・・・この「物が自然と選ばれる理由を作る」ことが、マーケティングなのである。

ではなぜ僕がこれをやりたいか。理由は2つある。一つは、押し売りが嫌いだからである。相手が嫌だと思うことは、したくない(し、自分の場合はできない)。もう一つは、このマーケティングの考え方が、非常に本質的で、合理的だと思うからだ。ニーズがあれば、お客さんから、欲しいと連絡が来る(もしくは勝手に買われていく)。究極、営業しなくても、売れるための仕組みづくりが、マーケティングである(もちろん実際には、買おうか悩んでいる人はいるから、そういった人への営業が欠かせないのは言うまでもない)。というわけで、僕はマーケティングというビジネスの中で、本質的であり、”正しいこと”をやりたいと思ったのである。

そのために、僕は一社目の企業に、マーケティング会社(正確にいうとデジタマーケティング)へ入社することを決めた。加えておくと、世に言う広告代理店ではあるが、広告代理店の本業はマーケティング業である。顧客がこういうニーズをもっているから、こういったPRをすれば買ってくれる、という購入への理由作りである。正確に言うと、マーケティングの中でも、商品開発ではなく、その後の、できた商品を認知させ、興味を持ってもらい、買ってもらうまでの、商品(企業)と顧客をつなぐ「コミュニケーション」を担うのが広告代理店である。ここで、どうすれば顧客は自然と買ってくれるか、商品を好きになってくれるか、そもそもニーズがある市場はどこか、などを考えならが、マーケティング・コミュニケーションという、物が選ばれる理由作りをする。できるだけ、世の中の押し売りを減らしたい。そのために、まずは、マーケティングという”正しいこと”をやるのである。

ちなみに、一万時間の法則とはご存知だろうか?これは、一つのものを極めるためには、1万時間は必要であるというものだ。そのため、1日8時間働くとすると、10000時間/8時間=1250時間、年に240日間働くとすると、5年強は必要になる。だから、まず5年で最低限のマーケティングの知識と経験を積みたいと思う。

その後、マーケティングに掛け合わせる分野は決め切ってはいないが、現時点では、観光、教育分野を考えている。観光は、自分の原体験だから、教育は、自分の原体験を抽象化した時の要素だから。

ただこれはあくまで、今の考えに過ぎない。これから生きる中で、何が起きるかわからない。もっと刺激的で、もっと自分の欲が今とは違った方向に向くかもしれない。しかし、その時は自分の思うままに、柔軟に対応していきたい。人生は逆算するものでもあり、積立るものでもあると思うからだ。

ここまで触れたのは、自分の人生の幹であり、あろう部分だけだったが、そろそろ記事は終わりにしたいと思う。

これからも、自分の想いに素直に、自分の行動、周りに対して誠実に、どんなに辛い時も折れずにしぶとく諦めず、一度きりの人生に一生懸命生きていきます。

これまで育ててくださった、親、先生、自分と関わってくださった兄弟、友人、恋人、皆様への感謝をここに、表します。これまで、ありがとうございます。そして、今後ともよろしくお願い致します。これからの金親敬寛の人生も、お見守り頂けますと幸いです。

ここまでのシリーズに、自分への約束と、未来の自分への期待を乗せて、文の終わりとします。

未来の僕、どうしているか?

いつもありがとう。